ハーレーダビッドソン (Harley‐Davidson) は、ウィスコンシン州ミルウォーキー市に本部を置くアメリカ合衆国のオートバイ製造会社で、日本ではハーレーの通称で親しまれています。
1903年、ウォルター・ダビッドソン、アーサー・ダビッドソン、ウィリアム・S・ハーレーの手によりハーレー1号機となるバイクが生み出されました。
トマトの空き缶を利用したキャブレターなど、週末や夜中の作業で創りあげ、手作り感あふれる一台を完成させました。
そしてこのバイクは、名前の頭文字を取ってハーレーダビッドソンと名付けられました。
アメリカの発展とともにここからハーレーダビットソンの輝かしい歴史が始まりました。
1952年、英国車のOHV並列2気筒者に対抗して生まれたKモデル。
このモデルがスポーツスターのルーツとなります。
4カムのエンジン、ミッションと一体型の737ccサイドバルブVツインを新開発の車体Kフレームに搭載。
ハーレーでは初めてハンドクラッチとフットチェンジを採用したモデルとなります。
Kモデルはハーレーとしては画期的でありましたが、性能はイギリス製の500ccモデルにも劣っていました。
そこで新開発のOHV883ccエンジンを搭載して登場したのがXLです。650ccの英国車と遜色ない走りを実現しました。
ここで登場した883ccは、今のエボリューションエンジンまで受け継がれて、パパサンの愛称で親しまれています。
XLCHのCHとは、コンペティション・ホットの頭文字です。荒野を駆け巡るなど、準レーサーとして開発されたモデルです。圧縮比は7.5から9にアップされ、給排気バルブも大型化しました。最高出力は42psから55psにアップしています。
ビキニカウルやコンチネンタルハンドルなど、カフェレーサーのスタイルを採り入れたウイリー・Gの自信作。フレームはシートレールを備えたいわゆるCRフレームで、’79年型からXLはすべてこのフレームになりました。
77年に登場したFXS1200ローライダーの手法をXL系に導入したのが、XLS1000ロードスター。ブラックアウトしたエンジンやバックレスト付きのセパレートシートなど、チョッパーライクなシルエットが特徴です。
84年にビッグツインがエボリューションに進化したのに続き、スポーツスターも86年に9オールアルミのエボリューションを搭載。排気量は、初代XL系と同じ883ccの他、XL系で最大の1100ccの排気量があった。
管理人 knock
2001年式のスポーツスターXLH883を所有しています。
オールドスクールなコンパクトチョッパーにカスタムしています。